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子どものことを子どもにきく

子どものことを子どもにきく

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父親が息子に年に1回をインタビューした、3歳から10歳までの記録。おもちゃ作家・童話作家として活躍する杉山亮さんが聞き手、息子の隆さんが話し手。隆さんの視点や言葉遣いはほほえましくも、鋭い。一方、亮さんはとてもインタビュアーとして自分の立場や言葉の選び方に自覚的で慎重。私もインタビューの仕事をずっと続けてきて、かつこの本を読んで自分の息子に同じことを試したのですが、うまくいきませんでした。いかに亮さんが子どもとそのことばと丁寧に向き合おうとしたかが分かります。
保育園のこと、学校のこと、家族のこと。どんどん大きくなる隆さんの成長に、自分や自分の家族のことを重ねて見て目頭が熱くなってきます。
この本の白眉は、当然その成長につれたインタビュー内容ではあるのですが、文庫版で2回「あとがき」が追加されていること。十代、そして三十代になった隆さん(そして亮さん)の近況を知ると、まるで一本の映画を観たような感動を覚えます。

杉山さんの別の著作『子どもをおいて旅に出た』を読むとさらにこのあとがきが味わい深くなるはず。

杉山亮/ちくま文庫

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