書き続ける、わたしに。


「書く、くらす」は、暮らしの中で書き続けたい人のためのライティングスクール。
ライターとしてお金を稼ぐためというより(だけでなく)、他の仕事や暮らしの中の書く瞬間を楽しみ、ブレずに自信を持って書けるようになるのを目指します。
書けるようになるには、まず数をこなす。たくさん書く。そして基本を踏まえた上で、いろんなジャンルを書く。
カレーだけつくっていても「料理が楽しい」にはならないですよね。
カレーだけでなく、肉じゃがやコロッケ、ビシソワーズもつくれるように。随筆だけじゃなく、インタビューやキャッチコピー、小説も書けるようになる。
そうすると全部の「書く」がつながっていく。一つのジャンルを学ぶと別のジャンルもうまくなるはず。
編集者・小説家・ライター・コピーライター……と頼もしい講師陣が書くサポートをします。忙しくても大丈夫。事前課題ができてなくても参加OK、ほとんどがその場で書くクラスです。
暮らしの中で書く在り方をつくっていきましょう。

●「書く、くらす」で目指すこと
1.いろんなジャンルを書けるように
随筆、SEO記事、取材記事、キャッチコピー、小説などいろんなジャンルを書いていきます。下のカリキュラムをぜひ参照ください。
2.基礎から学べる
どんなジャンルも書く基本は一緒。取材して要素を集め、主眼を決め、並べ直し、削り、メインコピーを抽出する。折りに触れて書く基本についてお伝えします。
3.書く習慣がつく
全12回のクラスは座学だけではありません。毎回短くても文章を書く時間を設けます。事前課題も一部ありますが、忙しくてできていなくても参加はOKです。
※毎週火曜日19:30~21:30開催
4.仲間ができる
他の参加者と一緒に切磋琢磨できるのがいいところ。全員で疑問や添削を共有し、良い文章について考えていきましょう。期間中ずっとSlackで質問・相談し放題。
※その後も添削サービス・QAのコミュニティに続けて所属可能です。

●講師紹介

海猫沢めろん
(小説)
小説家・文筆業

矢﨑剛史
(キャッチコピー)
クリエイティブディレクター、コピーライター

シキタリエ
(取材)
編集者・ライター

平田提
(Web、その他)
編集者・文筆家/DIY BOOKS店主
note

●カリキュラム
事前課題やワークについてはお申し込み後・講座開講後にお知らせします。
※毎週火曜日19:30~21:30開催
【10/28】1.キックオフ、ミニ懇親会
- このスクールについての説明、互いの理解熱量
- 共感と発見、自分の好奇心、目論見の重要性について など
【11/4】2.書く基本
- CCではなく、TOで書く
- プロット(設計図)と原稿のつくり方
- ディテールの大切さ など
【11/11】3.小説の書き方を知る(講師:海猫沢めろんさん)
- 小説を書くために必要なこと
- 書きたい小説、文章のヒアリング
- めろんさんの体験談 など(※1月までに小説を書く課題スタート)
【11/18】4.「いわゆるSEO記事」じゃない、Web記事の書き方
- インターネットとWebの違い、HTMLから理解する
- そのキーワード1位になるなら、誰に何をどう届けるか
- Markdown記法で書く など
【11/25】5.人の文章を見る、添削する
- 校正と吟味の違い
- 重複表現やトーンアンドマナーに注意
- 避けるべき表現 など
【12/2】6.インタビューする(講師:シキタリエさん)
- 取材・調査のポイント、ファクトチェック
- 取材前に準備すること、その場でやること
- 写真について、書いた後どうするか など
【12/9】7.取材記事の講評(講師:シキタリエさん)
- 「6」の後、取材した記事についての講評 など
【12/16】8.商品・サービスを売るために書く
- 商品説明文、宣伝文を書くには
- ベネフィットの見つけ方、文章の論理構造
- 接点、チャネルへの理解 など
【12/23】9.キャッチコピーを書く(講師:矢﨑剛史さん)
- キャッチコピーを書く前にするべきこと
- 実際にコピーを書くには など
※講師はオフライン参加予定です。
【1/13】10.随筆を書く
- 手紙を書くように誰かを想定して書く
- いい随筆とは何か考えてみる
- 書く前の準備、自分での評価の仕方 など
【1/20】11.小説の講評(講師:海猫沢めろんさん)
- 11月11日からスタートした小説の講評
※講師はオフライン参加予定です。
【1/27】12.まとめ、書くこととキャリア
- どうやってお金を得るのか、得ないのか
- AIとどうやってつき合っていくか
- 暮らしの中で書く習慣のつくり方 など

●講師のストーリー

編集者・文筆家、DIY BOOKS店主の平田提です。
私は小学校のころから、文章を書くのが好きでした。大学も小論文を書いて文学部に入り、作家になりたいとも思っていました。ただ私はそれまで一度も作品を完成させていませんでした。それで大学2年のとき、書きたかった映画の脚本が書けないことで爆発してしまいました。
ただ今は文章を書くことが苦ではなくなりました。
理由はいくつかあるはずです。
1.いろんなジャンルを書いた
大学卒業後、就いた仕事であらゆるタイプの文章を書きました。妊婦向けの雑誌広告のキャッチコピー、幼児教材の宣伝文、雑誌の見開きラフ。転職してからはオンラインゲームの公式サイトのあらすじ、少女漫画の魅力を伝えるポエム、システムの要件定義、エンジニアへの説明資料。独立してからはWi-Fiや炊飯器のおすすめ記事、仏壇や古美術の魅力を伝える文章、Netflixのレビュー。
職業に貴賎なしといいますが、文章のジャンルも同じだと考えます。それぞれの文章に目的や機能・作用がある。多ジャンルをわたると、学びが深まります。
2.数を書いたこと
いつしか編集者・文筆家として500以上の対談、インタビュー、コラムを書き、5,000以上の記事を編集し、100人近くのライターの方の文章の編集をしてきました。いろんな文章を読み、書いたことが自分の中に書く土壌をつくってくれたと考えます。2000年代からずっとブログを続け、ときにヒットや炎上を経験したのも刺激になりました。
3.完成させてきた
2010年代から同人誌・ZINEをつくるようになります。30歳のころ、念願だった小説を書き下ろしました。3冊ほど書いたところで、自分に小説が向いてないと分かり、きっぱり夢をあきらめられました。
自分にはノンフィクション、随筆やインタビューが向いている。それでつくったZINEは現在まで15作ほど。反響はそれぞれさまざまですが、小さな完成を積み上げたことが小さな(自分なりの)自信になり、書く習慣がついたと思っています。
4.プロットを書くようになった
ZINEをつくって学んだのは、プロトタイプ(試作品)をつくってトライ&エラーを繰り返すことの重要性です。これはWeb制作のモックアップ作成やアジャイル開発、マーケティングのA/Bテストにも共通します。
つくる前に小さく出して修正していく。これは文章も一緒で、原稿を書く前にプロット(下書き)を書くようになりました。仕事でかかわるライターさんにもプロット作成をお願いしていて、本番前に内容の齟齬がないかチェックしたり、論理構成がしっかりしたりといったメリットがあります。
一番はとにかく書き続けるようになったことが大きいでしょう。
ブログやZINE、その他仕事での文章、いろんなジャンルを数多く書いたからこそ、書く習慣が身につきました。この「書く、くらす」では20年以上かけて体得したノウハウを惜しげもなく披露するつもりです。3カ月と少しと長い期間ですが、ぜひ一緒に書く体験を増やしていきましょう。

●参加方法
現地参加はDIY BOOKS(661-0043 兵庫県尼崎市武庫元町1-27-5)まで。駅からはぜひバスやレンタサイクル(HELLO CYCLING)などを利用ください。
オンライン参加者はZoomからご参加よろしくお願いします。お申し込み後、URLをお送りします。
オンライン参加の際はPCやタブレットなどのデバイス、安定したインターネット環境でのご参加をお願いいたします。マイクやイヤホンなどのご準備もお願いいたします。
※オフライン参加の方がオンラインに特定の回だけ切り替えていただくことは可能です。また欠席時はアーカイブ動画を共有します。

●開催日時
各回:19:30~21:30
※時間は延長する可能性があります。
火曜開催
全12回
※カリキュラムを参照
◯参加費
現地参加:119,000円
オンライン参加:99,000円
※計最大20名程度を想定
※個人事業主・法人参加の方は領収証・請求書の発行が可能です。
◯Q&A
Q.講師の方は、全員現地に来て授業してくれるの?
A.開講準備の現段階では、講評のあるタイミングは現地参加いただく予定です!
Q. まとまった文章をほとんど書いたことがない初心者でも受講できますか?
A. はい、もちろんです。文章に自信がない方、何から始めていいか分からない方こそ、ぜひご受講ください。受講者様一人ひとりのレベルや目標に合わせて、基礎から丁寧にサポートしますのでご安心ください。
Q. 他の文章添削サービスやライティング講座との違いは何ですか?
A. 大きな違いはWebから小説・随筆まで多ジャンルの文章について学ぶことです。さらにその場での実践もすることでDIY的に「どうにかして書く」力をつけるサポートをします。
Q.仕事が忙しいのですが、続けられますか?
A. 一部事前課題はございますが、提出しなくても参加可能ですのでご安心ください。お申込み後にヒアリングの場を設けますので、その場でもご不安な点をお伝えください。
Q. 支払い方法には何がありますか?
A. 各種クレジットカード決済に対応しております(決済サービスSquareを利用しております)。ご希望の場合はお振込みも可能ですので、お手数ですがお問い合わせください。
Q. 申し込み後の流れを教えてください。
A. 以下の流れで進みます。
1.本ページの「『書く、くらす』に申し込む」ボタンよりお申し込み・お支払いください。
↓
2.自動配信されるメールで
- Slackの招待URL
- オンライン参加用のZoomのURL
- ヒアリングのためのカレンダーサービスのURL
- 開催日時の一覧
などをお送りします。日時の選択をお願いいたします(開催までに合わない場合はメールでのヒアリングをお願いします)。
↓
3.日程のうち最初の日の開始時間までにご来店(オフライン)、ZoomのURL(オンライン)で参加ください。
※その他質問ございましたらお気軽にお問い合わせください。

●注意事項など
- 最少催行人数:5名(達しなかった場合は返金します)。
- 貴重品の管理はご自身でお願いいたします。
- 講義内容は秘密に。感想はもちろん歓迎。本気でノウハウを共有するので、資料の撮影はNG。すみません
- 講義の最中皆様の参加の様子を撮影し広報等に使用させていただく場合があります。ご了承ください。難しい場合は事前にお伝えくださいませ。
- SNSを介して発生したトラブルなどは責任を負いかねます。
- 特定の思想・宗教、マルチ商法、情報商材の販売、パワハラ、セクハラ行為、嫌がらせ、過度な批判・避難など現地・オンライン(Slack上含む)で参加者に不快感を与える行為を禁止します。
- 事務局からのお知らせや参加者同士のコミュニケーションはSlackを利用します。Slackを利用いただけることが参加条件になります(使い方が分からなくてもお教えします)。
- 現地参加者はやむを得ず欠席した場合でも、添削自体には参加いただけます。